Message(for Newyear)
新年のご挨拶(令和七年)
令和七年、新年あけましておめでとうございます。
平素は、関係官庁並びに関係諸団体の皆様には、深い御理解と御指導を頂戴しております御厚情に感謝の意を表しますとともに、本年も変わらぬ御協力、御厚誼をいただけますよう、心よりお願い申し上げます。あわせて、組合員・准会員・賛助会員の皆様につきましては、日頃より組合運営に対する絶大なる御理解と御協力、御指導・御鞭撻を賜っておりますことに深く御礼を申し上げさせていただきます。
昨年はたいへんな災害から始まった一年となりましたが、みなさまは公私ともに、つつがなくお過ごしになられましたでしょうか。
昨年世間はすっかりコロナ開けした様相となりましたが、個人的にはなかなかマスクが手放せず、それでも手洗いうがいなどの励行が不十分になったせいか、私自身も含め、身近にもコロナやインフルエンザに罹患してしまいました。まだまだ流行っているようですので皆様もご自愛ください。
この一年は、一昨年に全溶連で始まったSDGs活動が進展しました。活動に対するアンケートもご協力いただきましたが、個人的にはSDGsの第一人者で、日本のSDGs活動の進捗を国連で報告されている慶応義塾大学の蟹江憲史教授と親交を持たせていただき、私が常務理事を務める県のフロン協会の三〇周年総会・記念講演に先生を招聘、SDGs認証についてご相談する機会を得ました。2月の全溶連理事会には、昨年の高圧ガス大会でご講演いただいた、県立大の大島教授に再度のお出ましをいただき、継続した研究内容などをご披露いただきました。3月には、12年前に発表された県の容器保安対策指針の進捗状況を2年間に亘って、県保安協会で調査した研究会の発表会が行なわれ、議長としてまとめの発表を行ない、法規制と比較しても遜色ない状況に満足したところです。今後ますますの徹底にご尽力いただけますようお願い申し上げます。
総会シーズンには、組合の総会および手続きの終了後、専務理事の入院により、チラシ類やテキスト類、受講済書等の準備を行いながら、消費者保安講習会ツアー開催にあわせて専務理事が復帰するまでの間、事務所の管理にあたりました。慣れない采配で、その期間はなにかとご不便をおかけした御関係者の皆様には、申し訳ございませんでした。
おかげさまで、8月末から開始した講習会シリーズは多くの組合員の努力により、地域差はありますがコロナ直前の集客数を上回る盛り上がりを見せる会場も増え、組合員の皆様のご努力に、たいへん感謝しております。
秋の高圧ガス保安活動促進週間には、高圧ガス大会および、全国の高圧ガス保安大会において、それぞれ組合員から推薦させていただいた多数の方々が、その功績によって受賞されました。たいへんおめでとうございました。
実は予定しておりました事業で計画を断念したものもありますが、来年度はなんとか実施に持って行きたいと思っております。
本年も、国内外通じて経済のみならず、安全保障情勢が非常に不透明な状況ながら、当組合は供給先消費事業所までを網羅する保安活動を主軸とした事業を、引き続き計画して参ります。本年も組合員・准会員・賛助会員並びに関係各位の皆様の更なる御協力、御指導を仰ぎながら、不明容器や放置容器等の危害を除去し、販売店として業界内はもちろん、供給先を含めた高圧ガス保安の啓発推進を行うとともに、積極的な情報発信により、業界地位の向上に寄与することで、組合の存在意義の拡充たらんと祈念し、新年の御挨拶とさせていただきます。
理事長